須藤選手:自分は、真似することが好きなんです。なので、よくクレイ・トンプソンのシュートフォームの真似をして練習してます。あと、クレイ・トンプソン選手は、ディフェンスも上手い選手なので、ディフェンス面でも参考にしていますね!
――たしかに、真似することは大切ですよね。須藤選手は、おそらく、これまでシューターとして物凄い努力をされていると思いますが、いつ頃からシューターとして試合に出るようになったのでしょうか?
須藤選手:実はシューターになったのは、高校生になってからです。中学時代は、実は、3、4番ポジションをしていました。高校生になってから、身長的にも活躍できるポジションがいいと考え、後は…もともとシュートが好きだったので、高校からは、2番ポジションでシューターになろうと思いました!
忘れられない大会中止…
――そうだったんですね。中学時代では、3番、4番ポジションだったのは意外でした。少し話が変わりますが、須藤選手は、常に冷静でクールな印象がありますが、バスケ生活の中で大変だった事や辛かった事はありますか?
須藤選手:もちろんあります。コロナのせいで、いろいろと制限された時はつらかったです…。コロナで大会とかが無くなってしまい、大会のために練習していたのに、その意味がなくなってしまった時は、かなりショックを受けたのを今でも覚えてます。

コロナウィルスの影響で昨年のインターハイは中止となった。【写真】=HighFive
――そうですよね。去年に関しては、ウインターカップ予選以外の大会が全て中止でしたね。そういった辛いなか、どのようにしてモチベーションを管理しているのでしょうか?
須藤選手:モチベーションの上げ方ではないんですが…コロナで大会がなくなったとき、当時、先輩方が「一緒にがんばろう!」と声を掛けてくれたので、頑張ることが出来ました。なので、今しんどいときは、3年生が引っ張っていって、みんなで頑張っていこう!という雰囲気があります。
――そういった辛い状況でも、声をかけてくれるなんて、偉大な先輩方ですね。今、高校バスケの中で大変だったことをお聞きしましたが、反対に楽しかった瞬間、大げさに言えばバスケをさらに好きになった瞬間はありますか?
須藤選手:中学生の時に、全国大会に出場したのですが、その時は、本当に楽しかったです!全中では負けてしまったのですが、全国にはこんなにうまくて強い人がいるんだ!というのを体感しました。その瞬間に、もっとバスケを頑張ろうと思いました。
――だからこそ今の須藤選手があるという感じですね!高校時代では、そういった瞬間はありますか?
須藤選手:大学生と試合をしたときですかね。大学生との試合のときに、自分のプレーが通用した時、うまくいったときは、かなり自分の自信に繋がりました。
――大学生との試合ですか!それは中々チャレンジングで良い経験ですね。ありがとうございます。

【写真】=HighFive
(第2部:監督・高校編につづく)
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