田副選手:先ほどお話しした環境が整備されているため、しっかりトレーニングができることもよかったですし、入ってみると、上下関係が厳しくなく、チーム全体で仲が良いので、その点もよかった点です。
――そんな日大豊山バスケ部の環境下で、挫折や苦しかった経験はありますか?
田副選手:挫折はあまりないです。本当に楽しくバスケットをやっています。ですが、シュートが入らない時期は結構苦しみますね。
――その場合、どのように対処するのですか?
田副選手:最近はシュートを打つ際の“握る力”というか、“はさむ力”というか、安定したシュートを打つための腕とかを中心に筋力をつけて対処しています。その時期は、ウェイトトレーニングを増やすよう心掛けています。
――これもまた参考になる対処法ですね。大変努力されている田副選手ですが、高校3年間で達成したい目標を教えてください。
田副選手:全国ベスト8以上が高校での目標です。今年が最後ですので、全力で頑張ります。

【写真】=HighFive
――ありがとうございます。高校生活だけでなく、ぜひ将来の目標も伺えればと思います!
田副選手:将来の目標は、プロバスケットボール選手になることです。
――Bリーガーという事ですね!応援します!目標達成のためにどんな努力していますか?
田副選手:やれることをしっかりやっています。自主練習の時間があるときは、下校時刻ぎりぎりまでシュート練習か、ウェイトトレーニングを行っています。シュート練習は、二人一組で集中して行っています。ウェイトトレーニングは、最近では上半身を重点的に行っていて、ベンチプレスは自分の体重の1.5倍近くまで上げられるようになりました。
――1.5倍は中々持ち上げられないですよね。相当努力されていますね。最後に、田副選手にとってのバスケットボールの一番楽しい瞬間を教えてください。
田副選手:自分がドライブをして、相手を引き付けて、味方に正確にパスを出し、パスを受け取った味方が点を取る瞬間が一番楽しい瞬間です。自分の工夫でディフェンスを自分に集中させたり、ヘルプをひっぱりだした後、味方がフリーで得点する瞬間が好きです。
(第2部:監督・高校編につづく)
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