【田副 静和選手①】(日大豊山高校3年)必見!シュートが入らない時は○○で乗り越える。「味方の為のプレー」で目指すはBリーガー!

<プロフィール>
田副 静和選手(たぞえ しずかず)/日大豊山高校3年/166cm/G
卓越したボールハンドリングが成せるプレイ中のルックアップが印象的であり、味方の得点に直結する鋭いパス、緩急をつけたドライブが持ち味。時には、試合の流れまでコントロールする田副選手はまさに司令塔。ディフェンスでは、低い姿勢と細かいステップでマッチアップの相手に本来のプレイをさせない。それらの姿は、河村勇輝(福岡第一高校→東海大学)を彷彿とさせ、インターハイ東京予選でも間違いなく躍動することだろう。

インターハイ東京都予選
注目選手インタビュー(全3部)
ー第1部ー


兄とのバスケで「考えられる選手」に


――本日は、お忙しい中ありがとうございます。それでは、インタビューを始めさせて頂きます。まずは田副選手の簡単な自己紹介をお願いします。

田副選手:日大豊山高校3年の田副静和(#38)です。ポジションはPGで、現在キャプテンも務めています。バスケットボールは、兄の影響で5歳からやってまして、よく一緒に1on1を含め一緒にバスケをやっていました。

――ありがとうございます!5歳からは凄いですね!ちなみにお兄さんとどちらの方が上手いですか?(笑)

田副選手:兄は頭がよく、ずる賢いプレイをしてきたりするので、、、う~ん、微妙です(笑)。

――幼いころからバスケットをやっているということもあると思いますが、どうすれば田副選手のように上手くなれますか?何か意識されていたことはありますか?

田副選手:自分と似たようなプレイスタイルの選手を見つけて、よく見て、真似するということを意識してやっていました。自分の場合は富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)を真似しています。尊敬する選手ですし、中学1年頃から見て、研究しています。

インタビューに答える田副選手【写真】=HighFive

――特にどんなプレイを真似しているんですか?

田副選手:点を取りに行くドライブ、パス、真似できるところは全て真似しています。最近はシュートフォームを意識しています。

――上達の方法として、とても参考になりますね。これまでそのように高いレベルを目指し、バスケットボールをやってきて、一段階成長できたと感じる時期はありますか?

田副選手:自分が小学校高学年で、当時中学生の兄や兄の友人とバスケをやっていた時期に成長できた気がしています。自分より速く、身長の高い中学生に混ざってバスケットをしていたのですが、兄や兄の友人に気を使っていたこともあり、味方のプレイや空いているスペースを意識して、判断早くプレイしていたことで、周りが見られるようになったと思います。

――自分より1段階レベルの高い環境でバスケをやるというのが、成長を加速させたんですね。ちなみに、高校もバスケットボール重視で選んだかと思いますが、なぜ日大豊山高校を選んだのですか?


より良い環境を求めた高校選び


田副選手:バスケ部が強いことはもちろんですが、自分は埼玉に住んでいるので、家からの距離やバスケ環境(設備など)を見て選びました。体育館がきれいで、ウェイトトレーニング器具もそろっていて、しっかりトレーニングできる環境だと思い、日大豊山高校に決めました。

田副選手が通う日大豊山高校【写真】=HighFive

――確かに、体育館ものすごくきれいですね。日大豊山高校を選んでよかった点を教えてください。