【新井 翔太選手③】(実践学園高校3年)高校最後のインターハイ予選に懸ける想い

新井選手:洛南高校ですね!知り合いの、大西一輝選手に注目しています。シュート力が高くて、ガツガツ攻めてきます。U15の集まりの時に、彼も選ばれていて知りました。まだ洛南高校とは、高校に入ってからは試合をしていないので全国の舞台でぜひ対戦してみたいです。


得点だけでなく…


――対戦が楽しみですね!新井選手自身の注目して欲しいプレー、得意なプレーはありますか?

新井選手:中学時代は、得点オンリーでバスケをやっていました。高校に入ってから1年生から試合に出させてもらっていますが、学ぶことが多くて、中学時代にそのまま行けていたシュートが、相手選手のサイズが大きくなって行けなくなってしまいました。そこでシュートだけでなく、味方を活かすパスも練習してアシストを心掛けるようになったので、シュートはもちろんアシストも注目してほしいと思います。

シュートだけでなく、味方を生かすパスにも磨きがかかった新井選手。

――味方を活かす上で、どのような事を意識していますか?

新井選手:パスした時に、味方に難しくシュートを打たせるのではなく、少しでも簡単にシュートを打てるように意識してパスをしています。

――自分で得点も決められ、ディフェンスが寄ってきたらパスも捌けて、対戦相手にとっては、より一層止めにくいプレイヤーに進化してますね。試合ではパスにも注目したいと思います。インタビューも残り少なくなってきました。次の質問は、いつもお世話になっているご両親に一言お願いします。

新井選手:はい。いつも家から駅まで送り迎えをしてくれたり、毎朝お弁当を作ってくれたり、夜遅い時も頑張ってくれていて感謝しています。ありがとうございます。

――最後の質問です。いつも実践学園高校バスケ部を応援して下さる方に一言お願いします。

新井選手:関東大会予選は6位でしたが、インターハイ予選、ウィンターカップ予選に向けてもっと成長していけたらと思っています。あとは、みんなが楽しめるプレーをしていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします

――ありがとうございます!インタビューは以上になります。本日はお忙しい中、インタビューにお答えいただきありがとうございました。

新井選手:ありがとうございました。

HighFiveする新井選手【写真】=HighFive

(終)

<担当者コメント>
高校1年生から全国大会でも活躍している姿は、約10年前に全国高校バスケ界に激震を走らせた”平成の怪物”田渡凌選手(2012年京北高校卒。現在は三遠ネオフェニックス)を彷彿させる。観る者を沸かせ、止めようと思っても止められないオフェンス力を持つ彼は、まさに”令和の怪物”である。シュートだけでなく、味方を活かすパスも手に入れた彼に死角はないだろう。まずは、ベスト4決めの國學院久我山戦が楽しみである、変芸自在のドリブルからどんなプレーが繰り出されるか、一瞬たりとも目が離せない。