・出場時間26.7分
・得点8.6
・リバウンド7.9
・アシスト1.9
・ブロック1.8
・スティール0.7
ブロック数を除けば際立った数字はなく、一般的に用いられるこれらの主要スタッツだけでは69試合も出場している理由がわからない選手と言える。そこで、これらの数字以外にも様々なデータを分析してみると、パートルの凄さを表す優秀な数字がいくつか見つかった。
★気になる数字
・スクリーンアシスト
1試合平均6.5(リーグ3位)
36分換算7.5(リーグ1位)
※スクリーンをかけてもらった選手が得点に結びついた回数
・2ポイントショットに対するコンテスト
1試合平均11.5(リーグ3位)
※ワンアーム以内(相手から60cm以内)でのシュートチェックのこと
パートルは、アシストパスこそ少ないものの、自らスクリーンをかけることで得点をアシストすることが非常にうまい選手と言える。また多くの場面で相手にプレッシャーをかけ続けながら、ディフェンスすることができるハードワーカーということも分かった。
スクリーンアシストはもちろん、コンテストの数など決してハイライトに映るプレーではないが、縁の下の力持ちの様な活躍でスパーズのスターターに定着したパートル。
派手なダンクやブロックショットに目が行きがちなNBAだが、その裏で体を張った泥臭いプレーに注目するのも面白いのではないだろうか。
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