2021 新潟インターハイ 東京代表展望


八王子学園八王子高校


次に、八王子学園八王子高校(以下、八王子高校)。八王子高校は、例年通り留学生を中心とした、内外の攻撃のあるチームとなっている。インターハイでの注目試合は、1回戦目を勝ち抜いたあと、2回戦目の明徳義塾高校との対戦である。明徳義塾高校は、インターハイ出場の常連である高知中央高校を下し、高知代表としてインターハイへの切符を手にしている。明徳義塾高校には、八王子高校と同様に、ENOH ANTHONY ROGRES選手とKHISHIGBAATAR ORGIL選手のビックマン留学生と、スコアラーの福島魁選手がいる。八王子高校と、似たようなチーム構成となっているため、見どころのある試合となるだろう。

そのまま勝ち上がると、おそらくベスト4決めにて仙台大学付属明成高校(宮城代表、以下、明成高校)と戦うことになる。アンダー経験のある選手、菅野ブルース選手(U19)、山﨑一渉選手(U19)とウィリアムス・ショーン・莉音選手(U16第二次強化合宿参加)、佐藤晴選手(U16第二次強化合宿参加)と計4人在籍している。昨年ウインターカップ王者にどんな試合を見せるか、楽しみな対戦カードである。


終わりに


インターハイにおいて、東京代表が優勝したのは2013年(京北高校)が最後である。以降、ベスト8に入ってるのは2回のみである。今年こそ、東京都代表として輝いている姿を見られるのだろうか。加えて、昨年は新型コロナウイルスの影響により開催が中止となった。各県のかける思いは例年以上であろう。そのため今年のインターハイでは、誰もが予想できない物語が生まれるかもしれない。

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