【須藤 柊選手②】(東海大菅生高校3年)坂道ダッシュ●●本!東海大菅生高校の走力の”秘訣”

(①選手・バスケ編よりつづき)

インターハイ予選
注目選手インタビュー(全3部)
ー第2部ー

<プロフィール>
須藤柊(すどう しゅう)/東海大菅生高校3年/176cm/SG
タイトなディフェンス、そして正確無比の安定した3Pで相手を翻弄するプレーが須藤選手の魅力だ。一見、冷静沈着な選手に見えるが、試合中ではアグレッシブなプレイを魅せる。中学時代には全国大会に出場しており、経験・実力ともに本物である。東海大菅生高校を支えているシューターであり、彼のシュートが入り始めたら誰も止めることができないだろう。


アップテンポのバスケスタイル


――ここからは、東海大菅生高校バスケ部についてお聞きしていきたいと思います。今年の東海大菅生高校は、須藤選手から見て、どんなチームですか?

須藤選手:そうですね…、選手1人1人、個性豊かで良い意味で騒がしいって感じですかね。けど、バスケになると、一つの目標に向かって頑張るチームだと思います。

――練習を拝見させてもらいましたが、練習後は和気あいあいな雰囲気がありながらも、プレー中は、みんな真剣だったのが印象に残っています。プレー面ではどのようなチームでしょうか?

須藤選手:そうですね。今年の東海大菅生高校は、特に速攻を主体とした、テンポの速いバスケスタイルかなと思います。

東海大菅生高校の練習風景【写真】=HighFive

――関東予選の試合を観ましたが、かなりアップテンポのバスケスタイルですよね。その「アップテンポなバスケ」を行うために、日々どのような練習をしていますか?

須藤選手:やはり、走る練習が多いですね。週に1回ですが、外の練習で走るメニューがあります。ただ山道を走るんですけど、坂道ダッシュ10本とかが本当にしんどいです。走る練習となると、学校の周りが坂道しかないので、常に“坂道”ダッシュになってしまいます。この練習は、東海大菅生高校ならではの練習かなと思ってますが、走る力は身につきると思います。


東海大菅生高校バスケ部を支えるキャプテンの存在


――たしかに、坂道ダッシュは他の高校では、あまりない練習かもしれませんね。そんな東海大菅生高校バスケットボール部の注目してほしい点はありますか?