【田副 静和選手③】(日大豊山高校3年)キャプテンにふさわしいメンタリティ。チームをまとめる効果もある緊張緩和法も必見!

田副選手:チームでの守備とその後の速い攻撃です。その中で、自分がドリブルで切り込み、相手を引き付け、チームメイトにアシストするプレイに注目してほしいです。得意としているプレイでもあります。

――守備と攻撃が常に隣り合わせのスピード感のあるバスケットの醍醐味の一つでもありますね。いつ頃からそのようなプレイができるようになったのでしょうか?

田副選手:幼いころからバスケットをやっていますが、中学2年生くらいからだったと思います。ボールハンドリングがよくなり、周りを見る余裕ができたことで、できるようになったのだと思います。

――ぜひ注目したいと思います!ちなみに、東京都内で注目しているチームはどこかありますか?あればその理由も教えてください。

田副選手:あります。成立学園高校です。理由は、選手層が厚く、驚異的なチームだからです。成立学園高校は5人一斉にメンバーチェンジをします。ですので、コートにいる成立学園高校の選手は、こっちよりはるかにフレッシュで走れます。体力には自信がある方ですが、ペース配分を考える必要がありますので、自分にとっては、本当に驚異的なチームです。

――両チーム勝ち上がれば、ベスト4決めのBブロック決勝(6月20日)で対戦しますね。実現した際には、田副選手のペース配分にも注目したいと思います。ちなみに、全国で注目しているチームや選手はいますか?

ベスト4決めで対戦する可能性がある成立学園高校(左)

田副選手:全国では、土浦日大高校(茨城)。中でも宮本柊人選手(#0、PG)に注目しています。中学の時、何度か対戦していますが、宮本選手は体が強く、かつスピードもあり、厄介な選手です。


田副選手を支える母親の存在


――全国で田副選手と宮本選手のマッチアップが見られることを楽しみにしています。遂に、インターハイ東京都予選が始まります。日大豊山高校、田副選手を応援している方々に向けて一言お願いします。

田副選手:精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします。

――また、いつも田副選手を暖かく支えてくれている、ご両親にも一言ぜひお願いします。

田副選手:いつも朝早く起きて、お弁当を作ってくれてありがとうございます。がんばります!

――これで本当に最後にします。ちなみに朝早くって何時くらいですか?

田副選手:朝練があったときは、自分が4時台に家を出ていたので、親はもっと早く起きて、お弁当を作ってくれていました。今はコロナの関係で、朝練がありませんが、5時台には家を出ているので、親が起きる時間はかなり朝早くです。

――それは早いですね!インターハイ出場に向けて頑張ってください!応援してます。本日はありがとうございました!

田副選手:こちらこそ、ありがとうございました!

HighFiveする田副選手【写真】=HighFive

(終)

<担当者コメント>
なにより考え方、メンタリティが素晴らしい印象。キャプテンとして、監督等からの信頼を得ていることが推測される。プレー中意識してることやシュートが不調の時の対処法など、読者が参考にできることも多かったのではないだろうか。自分のやるべきことを考え、またそれを高いレベルでストイックにこなせる田副選手に、インターハイ予選はもちろん、その後のキャリアを含めて注目したい。個人的には、次に何部の練習着を着てくるかにも注目したい。