【試合レポート】國學院久我山 VS 実践学園(ベスト4決定戦) 

東京都インターハイ予選Cブロック決勝の対戦カードは、昨年のThanks Mach予選のリベンジを果たしたい國學院久我山高校(関東予選3位)と打倒八王子高校に燃える実践学園(関東予選6位)である。


1クォーター


第1Q、実践学園がマンツーマン、國學院久我山がゾーンという守備からスタートした。國學院久我山#15鴫原のリバウンドシュートが先制点となった。実践学園も#3内山が3Pを決めたが、久我山高校は#7宇津木の速攻レイアップ、#10岡本のリバウンドシュートと連続得点し15-14と國學院久我山がリード。終盤、國學院久我山のターンオーバーによりレイアップを決められ15-16で第1Qが終了。両チームとも、思うようなプレイができずにロースコアな展開となった。


2クォーター


第2Q、序盤は、互いに外角の得点が少なく、ゴール下の得点の取り合いという一進一退の展開となった。そんな中、國學院久我山#6椎橋、#11大柳が3Pを連続して決め、27-24とわずかにリードした。実践学園も、#10山本、#2新井が2Pで得点を返す。ラスト30秒、34-34の接戦の中、序盤あまり得点シーンに関わっていなかった実践学園#2新井がステップバック3Pのビックプレイを決め、実践学園が3点リードの34-37で第2Q終了。


3クォーター


第3Q、実践学園#2新井のシュート回数が増えるものの得点になかなか繋がらない。しかしながら、パス回しで地道に点を稼ぐ。國學院久我山も、ディフェンスで実践学園のミスを誘いつつ、バスケットカウントを決めなんとか食らいついている状態であった。終盤、國學院久我山#11大柳がミドルシュートを決め49-50と追い上げるが、実践学園#0堀内が連続得点。結果、実践学園リードの51-56で終了。


4クォーター


4Q、序盤に実践学園#2新井が再びステップバック3Pを決め、すかさず國學院久我山はタイムアウトをとるが、波に乗れず、実践学園#2新井を中心とした素早いパス回しで國學院久我山のゾーンを乱し#10山本の3P、#2新井の連続得点により、残り5分で70-53と大きく点差が開いた。國學院久我山は2度目のタイムアウト後、オールコートのディフェンスでなんとか点差を縮めようとしたが、実践学園#2新井を中心とした攻防により点差は縮まらず、最終的には90-63と実践学園の勝利となった。

<担当者コメント>
第3Qまでは、互いに点を譲らないシーソーゲームであったが、実践学園の#2新井選手の活躍により流れを掴んだ実践学園が勝利を手にした。来週末(6/25,26,27)から始まる決勝リーグが楽しみである。